性感染症は性交渉によって性病の病原菌に感染することですが、患者数はなかなか減る気配を見せていません。性感染症に感染すると性器や尿道に入った細菌に対して免疫が働き炎症が起きます。
性病に関しては淋病やクラミジアなど代表的なものもありますし、あまり知られていないものもあります。性交渉によって細菌に感染することを総称して性感染症と言います。
性感染症に感染してもすぐに症状が出るわけではありません。潜伏期間という期間があります。この潜伏期間は人によって様々ですが、短い人で三か月、長い人で1年かかる場合もあります。
それは細菌の増殖がその人の免疫によって抑えられているからであり、症状が表面化しにくいことにあります。しかし一度発症すれば強い性器や尿道の痛みを伴う症状が現れます。

性感染症にかかった場合には、抗生物質での治療が必要となります。最近では様々な薬の研究もなされており、以前より強力でかつ副作用を抑えることのできる薬の開発が行われています。
それと同時に安価で同じ効果を期待できるジェネリック薬品の販売も積極的に行われています。
近年の医療費高騰に伴って、安価で同じ効果を期待できるジェネリック薬品は、どんな病気のどんな症状の人たちにも希望を与えています。
一般的に処方される抗生物質は、菌の増殖を抑える効果がありますが、高濃度で服用した場合には殺菌効果を得ることができます。体内に吸収された抗生物質は長い時間をかけて体内にとどまり菌を殺菌し続けます。
服用期間については、服用は1回から2回ですが、その効果は1週間程度です。服用期間と言っても風邪薬のように飲み続けるわけではありません。これだけ強い薬ですから服用期間には副作用ももちろんあります。
抗生物質を服用した際には、アルコールの飲酒は厳禁です。アルコールは抗生物質の働きを弱めてしまうので、抗生物質を服用したら二週間は飲酒は控えましょう。

副作用は下痢や吐き気を起こす場合があり、医師によっては胃薬を一緒に処方する場合があります。
しかし抗生物質なので、菌に耐性が付くことを恐れてあまり簡単には処方しないのが一般的です。性感染症の治療は男性だけもしくは女性だけが行えば良いというものではありません。
パートナーがいる場合には必ず両者ともが治療が必要です。男性の場合は泌尿器科もしくは性病科で、女性の場合は婦人科か泌尿器科で、もしくは性病科で受診して治療することができます。

オーラルセックス後にウイルスが潜んでしまい感染

性感染症といえば、主に性器や尿道に症状が出やすいと考えられていますが、実はその限りではありません。場合によっては口の中で症状が出ることがあります。
性交渉を行う中でオーラルセックスなど、相手の性器を口に含む場合には、口の中に性病となる病原菌が寄生し感染することがあります。

性病は必ずしも性器や尿道だけの話ではありません。性病が口の中に感染してしまった場合、喉の痛みや舌の痛みを発症することがあります。それは細菌によって感染箇所が炎症を起こすためで、風邪に似た症状が起きます。
炎症が起きますので赤く腫れてきます。しかし口の中に入った細菌がいつ炎症を起こすかはわかりません。その人の免疫に左右されますので、実際に喉の痛みや舌の痛みが出てくるまではわかりません。
喉の痛みや舌の痛みが出てきた際には性感染症か見分けがつかないので、内科を受診して効果が無ければ性感染症を疑うことになります。

実際のところ性感染症が口の中に感染することを疑って初めて治療の可能性が出てきますので、実際に症状が出てから正しい診察がいつ行われるかにもよります。
喉の炎症を抑えることによって一時的に症状が和らいだとしても完治はしていないので、菌が潜んでいないかどうかの検査が必要になります。